2002年度
6月ルアー情報
硫黄鳥島スペシャル
No-2

ラインが飛ぶ!竿が飛ぶ? 

島から少し離れた所に大きな鳥山が立っている。例の「奇跡の曽根」らしい。皆、気合いを入れてキャストするが、GT用のポッパーやペンシルにヒットしてくるのは、なんと3〜5kgのベイビーキハダ。船上は一気にテンションが上がるがビッグワンが出ない。

そんな中、「うわ?!」と、か細い声が上がり見ると福ちゃんのロッドがまっすぐになり、ラインがどんどん出ていく。
船で追いかけようとしたが間に合わずPE8号(ドラグ10kg以上)を200mすべて抜かれてしまった。
聞くと、キハダが掛ったと思ってすんなり船の近くまで寄せたがいきなり走り出したらしい。

「魚が替わったんだよ。」とつぐみ船長は事も無げに言う。
福ちゃんは「引きずり込まれそうで怖かった?」と放心状態。
しばらくしてもポケーッとしている。

  
これがYOSEMIYA名物ダブルタックル!

ナカちゃんと二人で「福ちゃんマブイ落としたんじゃない?」「まさかやー、ここでマブイ落としたら拾えないしが」などと話しているとチョコジグで遊んでいたお武さんにヒット。
PE3号なので無理できない。
250m以上ラインが出ているが止まる気配もない。そこで、出ました最終手段!「タックル2本継ぎ」今回は投げるロッドに浮輪も付けた。

実は、このチョコジグセットはクルーのナカちゃんのもの。手にしているお武さんに情けはない。「いけー!」と大爆笑の中ロッドは海に、浮輪はどんどん離れていく。ナカちゃんは頭をかかえているが、おかしくてしょうがない。結局PE3号が切れて魚は取れなかった。

 

このPE2?3号、ジグ40?60gを使ったチョコジグセットは非常に楽しそうで、GTをすでに上げている史朗はこれにかかりっきり。
ハンゴーミーバイ・ナガジューミーバイ・ベラ等を爆釣して果ては6kgオーバーのウムナガーまで釣ってしまった。

その後、島の周りのポイントを叩いていくがGTは出ず、夕方6時過ぎ、船は浅場に入っていく。「そろそろアンカーを打つんだな。」と思って皆、夜釣りの準備をする中、福ちゃんはまだGTタックルを投げている。

どうやらマブイはちゃんと戻ってきているようだ。
「福ちゃんファイター!」などとからかい半分で見ていると、ドッバ?ン!と出た。
デカイと思ってビデオを撮りだす。
「巻け巻けー!」フォローに入った船長から激が飛ぶ。すると、福ちゃんが僕に向かって何か言っている。「クーラーボックス?!」「何だって?」「クーラーボックス?!」「はあ??クーラーボックス??」必死になって訴えている間にラインのテンションがゆるんでフックオフ。「クーラーボックスって何かー?」と聞くと、なんでもクーラーボックスをファイティングチェアー替りにしたかったらしい。さっきの恐怖体験がよみがえってきたそうだ。その後、勉ちゃんのトビペンに5kg程のカマスが出て、アンカーを打った。

 さあ、オミヤゲを釣ろう!とチョコジグセットを取りだしアシストフックにサンマを付けて落とし込むと即座にヒット。ナガジュー、ビタロー、ムルーにシルイユーが入れ食い状態。
そうこうしているうちに日が完全に落ち集魚灯にトビウオが集まりだした。

すると突然船の周りで3kg程のガーラが群でトビウオを追いだした。すかさず史朗がフライをキャスト。「追ってる追ってるー。ヒーット!」と1発で来た。
慎重にやり取りしてキャッチしたのはギンガメの2kgオーバー。その間も船の周りではドシャ、バシャやっている。
「次は、俺の番だ!」と、史朗のタックルを奪い取り。

キャストすると即ヒット。

フライでギンガメは二人とも初なので、うれしくてしょうがない。みんなメシも喰わずにオミヤゲ釣りに没頭していたが、潮が早くなりジ・エンド。12時頃には眠りに着いた。

硫黄鳥島SP-1 硫黄鳥島SP-3
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